生ごみ堆肥化したい!!実験隊 パート2
実験隊! パート3は、このサイトに続いています。
実験隊が自分の実験ゴミを持ち寄って、3月5日 自慢のゴミを見せあいました。
1 2 3
4 ※ 花や野菜屑は出来るだけ小さくして混ぜる。
1・10リットルの堆肥に生ゴミを、2週間分入れた後、黒のビニール袋に入れ替え
暖かい所へ置いて発酵を促したもの。
2・ステンのペール缶で始めた分・・まだ5日間ぐらい・・「1と2はめぐみの大地」
3・「めぐみのピート」を使って2週間分
4・「めぐみのピート」2週間使って、土嚢袋の様な空気の通う袋に入れ替えて、台所
にその後10日間位置いたもの・・・発酵が始まって糸状菌が発生・・・生ゴミが
ぼろぼろとして来ている。
5 6 7
5・生ゴミが入ったばかりで、ゴミの形がまだはっきりしている状態。
6・発酵の始まっているもの3袋分を土の上に開け(ハウス内)、その上に米ぬか
30リットルをかける。
7・会員が持ち寄って品評会と勉強会。
8 9 10
8・9は、翌日の6日 手を入れて見たら中が熱くなっていたので、温度計で計って
みた。
10は、15分くらいの間に見る見るうちに温度が上がってきて、50度を・・突破し
そう!
話し合ったこと
*台所に置いても臭くないから、この方法はいいね。
*めぐみの大地は乾燥していて、最初水分を入れないと、埃っぽかった。
めぐみのピートは、最初から湿り気があったので、使い易い。
*10リットルで、2人家族だと3週間〜1ヶ月も大丈夫。
*農家は、生ゴミや残飯も多いので、3人家族でも1週間でべトッとして来た
ので、堆肥を交換。
*みんなの状況はどうなのか・・気になった
*流しの中の三角コーナーが不要で、シンクが使い易くなった。
*昭和63年に生ゴミについてアンケート調査をして、まとめた物がある。
…自家処理している・・・46% 可燃ごみとして出す・・・54%
* 1次発酵 最初の発酵で糸状菌が活動・・・30度くらい
2次発酵 納豆菌が活動・・・70度くらいまで上がる
3次発酵 酵母菌が活動・・・堆肥になる。
・・・好気性菌が働いて、嫌な臭いは出ない。
・・・出来た堆肥は、肥料と言うより土壌改良剤として、土作りにベスト
・・・虫やハエなどの卵も、雑草の種も70度まで上がると生存できない。
*どう循環させるのか課題。
*不要だという家庭の分を回収して、使いたい。
*堆肥の元の値段、地域通貨、チケットなどの問題解決。
*生ゴミは資源ごみ・・として可燃ごみには出さない。
***** ***** *****
堆肥にするには、ある程度量がまとまらないと発酵しない・・・
預かって堆肥にしようと提案すると・・
会員、「私の子供みたいに手をかけて来たので、連れて帰ります。」 (笑い)
「堆肥になるまで、面倒を見たい!」「自分のゴミは危ないものを入れない
から安心。」 「出来た堆肥は、自分で使いたい!。」
皆さんわくわくしながら、実験を続けます。
次が楽しみ・・・
実験隊 パート3
発酵が始まってから記録をとっています。
○ 3月6日 堆肥発酵50度・・・ハウス内25度
3月7日 朝 〃 60度・・・ 〃 20度
昼 60度 28度
夕 60度 5度
3月8日 朝 50度 15度
昼 55度 26度
3月9日 朝 40度 0度
天地返しをすると、中は焼けた後の灰の様に白く、塊になっていた。
3月10日 朝 60度に戻る 5度
3月11日 朝 50度 0度
3月12日 朝 40度 天地返し
実験隊の立ち上げから約1ヶ月で形が見えないほどに分解
大人がわくわくするこの堆肥作り、子供たちに自然のすごさを伝えたい!!
3月13日 朝 60度
犬が迷い込みかき回したので、再度天地返し・・堆肥がぼろぼろ状態になる。
3月14日 朝 60度
台所で使う堆肥が無くなったので、発酵中の堆肥にピートモスを20%程混ぜて、
生ゴミを入れていますが、これも充分使えることが分かりました。
3月15日 朝 60度
この堆肥は空気が大好きなので、微生物が暮らし易い状態にしてあげれば、どん
どん発酵を続け、3ヶ月も続くと言う。最後は酵母菌が甘いにおいを出し、最終発酵
・・・との話を頂いた。(専門家より)
3月16日 朝 50度
微生物の住みやすい環境! きっと人間にも優しい環境が出来るはず!!
目に見えないもの(良いもの、悪いもの)への 関心を持ちたい。
風の色、空気のさわやかさ、土の中の微生物、化学肥料や消毒などの残留、
山野草や樹木の生命力と人の心・・・スローライフで・・・
3月17日 朝 40度 2次発酵は終了?
発酵途中で生ゴミのほかに、木屑、米ぬか、ピートモスなども混ぜ、量を増やして
発酵を促して来た。(温度計を立ててある)
左上は白い糸のような菌(糸状菌)が発生。 この頃60度位の高温(納豆菌の発生)
が続いていた。
中は天地返し 右上 まだ最後の酵母菌が発生していないが、もう家庭で生ゴミを
入れて循環できる状態。・・・すでに循環させて台所で使って実験中・・・
生ゴミを入れた形が沢山残っている袋と上の写真の自前の堆肥を袋に入れ、役場
へ持参。「へぇ〜、こんなにさらさらになってしまうんだぁ〜。」 職員、議員関心あり
と見ました。
町長「自分たちで出来る循環型の暮らしに戻らなくては、と思っている。是非研究し
て見てください。」とエールを頂いた。
3月18日 朝 30度
堆肥の山を掘って、木屑、別の酪農家の完熟堆肥、我が家の生ゴミを入れ、実験。